辻占 #001217

#001217
ほんとうにいいものを提供し、そのおかげで人びとの人生がうるおっていたのだ。それは歴史に残るような気高い目標ではない。けれども、とるに足らないと片付けていいものでもなかった。人が生涯の大半をこういう目標のために費やすのは、あながちわるいことではない。
(「シャドウ・オブ・ヘゲモン〈上〉」)