辻占 #002566

#002566
生きていくために、自分たちにおもねる物語を語らねばならないんだよ。何日も、何年も、何十年過ぎても。他にどうしようがある。横になって、あらゆることの果てしない絶望のために死ねばいいのか。
(「死者の短剣 遺産 (創元推理文庫)」)