辻占 #004101

#004101
もはや不条理の領域へと雄々しく足を踏みこんだ、その根拠不問の信念こそ、母を母たらしめ、ひいては我らを我らたらしめるものだったのである。
我らの父は偉大であったが、母もまた偉大であった。
(「有頂天家族 (幻冬舎文庫)」)

有頂天家族画像
有頂天家族
(ISBN: 9784344415263)
¥825
在庫あり
幻冬舎
森見 登美彦