辻占 #005531

#005531
未来が訪れるころには、予測を立てていてもわれわれはその大部分を忘れてしまっていて、予測の大半がまちがっていたり無関係だったりする可能性にわずらわされない。そして起こったことの意味づけにとりかかるころには、歴史が都合の悪い要因のほとんどをすでに握り潰しているので、何が残っていても好きなように物語を語れる。
(「偶然の科学 (ハヤカワ文庫 NF 400 〈数理を愉しむ〉シリーズ)」)

偶然の科学画像
偶然の科学
(ISBN: 9784150504007)
¥946
在庫あり
早川書房
ダンカン・J.ワッツ/青木創