辻占 #005947

#005947
我が身はもはや木の枝から離れ、落ちてしまった葉だ。流れゆき、やがては大海に消えていくしかない。そうわかっていても、哀しみや渇望は、消えることはない。
(「鹿の王(上下合本版) (角川書店単行本)」)