辻占 #006269

#006269
いま自分が浮かべている表情は、潔白な人間のそれには見えないだろう。しかし、腹の中では激しい怒りが渦巻き、自分がほんとうに潔白であるかのように感じていた。なぜなら、ある意味で、自分に罪はないと本気で感じていたからである。
(「監視機構 (サザーン・リーチ2)」)