#000011
ビールが女性より優れている5つの理由
●遅刻しない
●妬かない
●バーに行けば必ず手に入る
●人前でも気にしなくていい
●用が済んだら捨てればいい
#000012
いのちをたもつのも、いのちをほろぼすのも、どちらもたのしいあそびだったら、ほろぼすほうをえらんだからって、どうしてそれがざいあくかしら？
（「海鰻荘奇談」）
#000013
死ぬまで若々しいままでいたい？
……自殺なさい。今すぐ。
#000014
しかし、酒をのむと、否、酔っ払うと、忘れます。いや、別の人間に誕生します。もしも、自分というものが、忘れる必要がなかったら、何も、こんなものを、私はのみたくない。
#000015
飲酒は緩慢な自殺である。
……急ぐ必要がどこにある？
（「5000 one-and two-line Jokes」）
#000016
自分と彼等との間には、虚偽の膜が、かかっている。その膜を、その偽の膜を彼等は必死になって支えているのだ。その偽は、浮ついた偽でなく、必死の懸命の偽である。
#000017
「し しかし社長…」
「しかしもくそもない！おまえ達まだわしの性格がわかっとらんよーだな!!
わしが黒といえば白い物でも青だーっ!!」
#000018
愛するということ、それは、どこからも、なにも、貰わないことです。かつて持っていたものとか、その他さまざまのもの、一切合切を忘れ去って、むしろ、それを、ただひとりの人間から、受け取りたいと、望むことです。
#000019
結婚はπの様なものである。
"-自然で
割り切れなくて
そして非常に重要である。"
#000020
〈家庭〉とは人間がばらばらになってゆくプロセスにすぎない、と私は信じており、平気で口にもした。