#001030
まともに扱われれば、ひとはまともに扱われることを知ってしまう。そしてそののちは、まともに扱われることを要求するようになる。
（「グインサーガ グイン・サーガ〈100〉」）
#001031
――なまじ心を半端にかけるのは、相手に対して酷いのだよ。
（「グインサーガ グイン・サーガ〈100〉」）
#001032
苦しい。――何もわからぬままに生きてゆかねばならぬというのが、こんなに苦しいことだったとは知らなかった――
（「グインサーガ グイン・サーガ〈100〉」）
#001033
「おまえが責任を取ることもあるまいて」
「おれの他に誰が取る？」
（「D-白魔山（上）」）
#001034
悪いが、後悔したのは、この世に生まれてきたことだけでな。
（「D-白魔山（上）」）
#001035
「おめえみてえな、都合のいいときだけ高飛車になったり、か弱き乙女になったりするのが、おれはいちばん嫌いなんだ」
「それが女ってものよ。うだうだ言わないで」
（「D-白魔山（上）」）
#001036
うおおおお。おまえは冗談を言ったのか。おお、これでわしはいつ死んでも悔いはないぞおお。
（「D-白魔山（上）」）
#001037
ここがきみのいる場所なら、ぼくのいる場所でもある。
（「エンダーの子どもたち〈上〉」）
#001038
あなたはこの世界を救うべき人。でも、とても疲れている。
（「エンダーの子どもたち〈上〉」）
#001039
ぼくはもう自分の人生には興味がない。わかるかい？この世界で気にかけている人生はきみの人生だけなんだ。
（「エンダーの子どもたち〈上〉」）