#001050
そうしたければ、それを愛と呼べばいい。でも、わたしはぜったいにそれを愛とはいわないわ。
（「エンダーの子どもたち〈上〉」）
#001051
あなたといっしょにいると楽しい。それが愛だとしたら、わたしはあなたを愛している。だけど、それって人がペットを愛するのとまったくおなじことじゃない？はっきりいって対等な者同士の友情とはいえないし、この先もそうなることはぜったいにないわね。
（「エンダーの子どもたち〈上〉」）
#001052
きみは人生経験が足りないからな。この世には、でたらめな説明が山ほどあるんだ。
（「エンダーの子どもたち〈上〉」）
#001053
もし真実が信じられない場合は、だれかがそれらしいうそをついて手助けする必要がある。ちがいますか？
（「エンダーの子どもたち〈上〉」）
#001054
口にしないことで、答えになる場合もあるのよ。
（「エンダーの子どもたち〈上〉」）
#001055
しかし、この世に神などないのなら、
人はどうしてこれほどまでに神の存在を信じたいと渇望するのか？
（「エンダーの子どもたち〈下〉」）
#001056
だけど、わたしはもう死ぬのよ。あなたがわたしから目をそらしたから。
（「エンダーの子どもたち〈下〉」）
#001057
わたしは正気をなくしてしまったのだろうか？
いや、わたしはついに自分の本心を見つけたのでは？
（「エンダーの子どもたち〈下〉」）
#001058
人間の人生なんて、遺伝子と育ちが決めるものにすぎないのですから。だれしも、自分に押しつけられた台本どおりに行動するだけです。
（「エンダーの子どもたち〈下〉」）
#001059
いつまでもおなじ悲劇を繰り返すかわりに、最後にひとつ学習するのもいいことじゃないかしら？
（「エンダーの子どもたち〈下〉」）