#001100
もしもおのれらが、それぞれにどのような使命をおびてこの地上に生まれ出たのかを知ったら、お前たちとても、そのように安閑としてはおられまいに！
（「北の豹、南の鷹」）
#001101
一生、やすらかな眠りが訪れないのだとしたら、それはもう、どのような栄耀栄華を手にしようとも、どんな王座、どんな栄光、どのように広い版図を手にしたとしても、当人にとってはそれはただの地獄の連続でしかないのではないか。
（「火の山 グイン・サーガ〈102〉」）
#001102
そのくらいなら、いま死んだほうがよっぽど格好いいし、綺麗じゃないか！
（「火の山 グイン・サーガ〈102〉」）
#001103
死後の世界がじっさいにどのようになっているのかは、俺は死んだことがないのでわからぬ。
（「火の山 グイン・サーガ〈102〉」）
#001104
会いたくて、悪いか！俺には一生いちどの最高のいい女だ。
（「火の山 グイン・サーガ〈102〉」）
#001105
「俺は体に炎が燃えついてからだが燃えだしたとしても、さいごの息がとまるまでは、これで本当に駄目だとは信じぬ」
「いい根性だ」
（「火の山 グイン・サーガ〈102〉」）
#001106
だがそういう人間ばかりではないのだ。生憎なことにな。ごくまれにだが、信義やおのれの信条のほうを、命よりも重大だと思うものもいる。
（「火の山 グイン・サーガ〈102〉」）
#001107
以前のぼくは、来た道をたどれば元の場所に戻れると思ってた。でも、帰ることのできない場所もあるんだよな。
（「大魔術師対10人の女怪!」）
#001108
わたしは少食ですし、どこでも眠れますし、人生そのものが娯楽なのだと思っています。
（「大魔術師対10人の女怪!」）
#001109
強引な解決策はかえって問題をこじれさせるだけだろう。
（「大魔術師対10人の女怪!」）