#001210
ほんとうの友だちは、時間をかけてさがせばいい――
（「シャドウ・オブ・ヘゲモン〈上〉」）
#001211
制服姿が決まっているということだけが、この世界に居場所を勝ちとる道ではない。
（「シャドウ・オブ・ヘゲモン〈上〉」）
#001212
それにしても、なんというお笑いぐさだろう。人が、だれかのことをほんとうに知ることができると思うなんて。
（「シャドウ・オブ・ヘゲモン〈上〉」）
#001213
哺乳類は、永遠に生きたいと思ってなくたって、永遠に生きようと努力するものだよ。
（「シャドウ・オブ・ヘゲモン〈上〉」）
#001214
適者生存ならぬ、自己生存――それこそが、ぼくという人間の核になる目的だ。
（「シャドウ・オブ・ヘゲモン〈上〉」）
#001215
あなたが生きているうちに、わたしは誠心誠意祈るわ。単に生き残ることを越えた、もっと次元の高い本能や、その身をささげるべきより高い目標があるってことが、あなたにもわかるようにって。
（「シャドウ・オブ・ヘゲモン〈上〉」）
#001216
真理は、いずれは見つけてやるとこっちが思っているからというだけで、白旗をあげて姿を見せてくれるものではないのだ。
（「シャドウ・オブ・ヘゲモン〈上〉」）
#001217
ほんとうにいいものを提供し、そのおかげで人びとの人生がうるおっていたのだ。それは歴史に残るような気高い目標ではない。けれども、とるに足らないと片付けていいものでもなかった。人が生涯の大半をこういう目標のために費やすのは、あながちわるいことではない。
（「シャドウ・オブ・ヘゲモン〈上〉」）
#001218
おさえがたい衝動をもつ人間はおそろしい敵になりうる――だが同時に、勝てない相手ではないのだ。
（「シャドウ・オブ・ヘゲモン〈上〉」）
#001219
眼のつぶり方を知らなければ、ここの仕事はできないのですよ。
（「シャドウ・オブ・ヘゲモン〈上〉」）