#003310
湯にはいって、さっぱりとし、美しい衣に着がえるだけで、女の子はこれほど明るくなれる。
#003311
傷を負ったときは、休めという合図だと思って、その時を、じっくり考えることに使うべきよ。
#003312
――だが、年寄りには、若者の知らない歴史があるものだ。
#003313
回れ頭脳!この日のために脳味噌があったんだと思え――
(「榎本俊二のカリスマ育児 (akita essay collection)」)
#003314
ものわかりのいいフリして考えるコトを放棄すんな――!!
(「榎本俊二のカリスマ育児 (akita essay collection)」)
#003315
未来を約束する言葉は口にしない。――そういう言葉を口にしてしまうと、運にあざわらわれるような気がするからだった。
#003316
人にたよれば、心に隙が生まれる。つらくて、弱みを見せれば、だれかがそれを利用するかもしれない。
#003317
冷静でありなさい。どんなに心みだされることがあっても、顔に出してはいけない。
つねに、冬の湖面のように、冷静でありなさい。
#003318
悪人を裁いてくれるような神がいるなら、この世に、これほど不幸があるはずがない。……そう思わないかい?
#003319
たわめられた枝は、機会さえあれば、はじけようとするものだ。