#006230
謎のあまりにも近くにいると、身を引いて全体像を眺めることができなくなるものだ。
（「全滅領域 (サザーン・リーチ1)」）
#006231
わたしのこんな反応は、愛とも愛の欠如とも関係がない。むしろ、うしろめたさに起因する。
（「全滅領域 (サザーン・リーチ1)」）
#006232
ぼくらが完全に立ちなおれたとは思えない。完全にというのは、とても無理だ。
（「全滅領域 (サザーン・リーチ1)」）
#006233
“理性的すぎる”といわれてきたわたしだが、じっさいには、そんなことはない。理性的であった例（ためし）はないし、理性的でありたいなどと思ったこともない。
（「全滅領域 (サザーン・リーチ1)」）
#006234
タイムマシンがあったらその頃の自分に教えてやりたいです。そのうちいい事がある、って。想像もつかないくらい太るけどな。
（「怪獣文藝の逆襲 (幽BOOKS)」）
#006235
ちゃんと後悔しろ
次に生かせ
#006236
頑張った記憶がある奴はちゃんと立ち直ることが出来る。
#006237
ある感情の状態のとき、べつの感情の状態を考えるのはむずかしい。
#006238
わたしたちは、重要かもしれないことのあいだを行ったり来たりしているうちに、ほんとうに重要なことに十分時間を割くことを忘れてしまう。これこそ愚か者のゲームであるのに、わたしたちはこのゲームにひどく熟練しているようだ。
#006239
「大変だぞ！」「死んじゃうぞ！」って、でかい声を出している人は、何か落ち着いて説明できない不利なことがあるのに、それはひとまず置いといて、とりあえず大声出せばみんなが来ると思ってやっているんじゃないかと思う。だから、どんなにいい人でも、叫びながら言ってることは注意深く聞かなくちゃいけない。