辻占リスト #006240~#006249

#006240
よくわからないけれど、大変なことが起こった。そんなときに、「野次馬」が暴れまくると「事実」がどこにあるのかわからなくなってしまうのです。
(「知ろうとすること。 (新潮文庫)」)


#006241
いますぐに事実とわかること、そして、のちのちやっぱり事実だったのだと認められること。このふたつを、とにかく目を光らせて探さなくてはなりません。
(「知ろうとすること。 (新潮文庫)」)


#006242
天性の楽天家は、その言葉に真心が宿る。
(「悟浄出立」)


#006243
たとえ十万と十万が対峙して、どれほどの将兵の命が奪われようとも、いくさには何の関係もない。なぜなら、勝敗を決めるのは十万の兵の死ではなく、たった一人の指揮官の精神の死だからだ。
(「悟浄出立」)


#006244
頭のいいお前なら、きっとわかるだろう。世界をたった一つの枠組みで捉えようとする者がしばしば陥る、単純ゆえに排他的で、孤独ゆえに循環的な思考のなれの果てを。真理を得て、世界がいよいよ広がるはずが、逆に以前とは比較にならぬほど、狭隘かつ不愉快なものに成り下がってしまう不幸な現実を。
(「悟浄出立」)


#006245
ただ、自分が行きたい方向に足を出しさえすればいいんだよ!
(「悟浄出立」)


#006246
少し遠回りしたって、また戻ればいいんだ。もっとも、出来ることなら、最短の道をお願いしたいけどね。
(「悟浄出立」)


#006247
苦笑した。
原因を探るべきときに、相手の無実の材料ばかりを並べる自らの滑稽さに気づいたからである。
(「悟浄出立」)


#006248
貴女さまは、今という現実に何よりも満足しておられるのだろう。ならば、何を考えることがあろうか。貴女さまに大事なのは、過程を知ることではない。不安を弄ぶことでもなく、ただ、その先に訪れた結果を受け入れることじゃ。
(「悟浄出立」)


#006249
しあわせで、あられよ。
(「悟浄出立」)