辻占リスト #007130~#007139

#007130
きのうのことはすぐ忘れる。忘れられないのは昔のことだ。
(「忘れえぬ人」)


#007131
「それが、わたし、ますます不安になってきたの」
「考え過ぎるんだよ。いつもと同じ気持ちでやればいいんだ」
「簡単にいうのね」
「簡単にいわなきゃ、きみはいよいよ不安になる」
(「山の上の交響楽」)


#007132
嘘の答えでもいいから欲しいわ。
(「山の上の交響楽」)


#007133
自分が自分だということはどれほどたしかなことなのだろう。
(「昼寝をしているよ」)


#007134
地に足のついた暮らしをするやつなんて、みんなろくなやつじゃないわよ。どこがおもしろいの、そんなもの。
(「電線世界」)


#007135
しかし、もちろん、異常性というのはだれのなかにもある。異常と正常の境目は、そんなに画然としているわけではない。
(「ずどん!」)


#007136
なにもかもおっぽりだして、どこか知らないところへ行ってしまいたい。そんな気分がつよくなっていた。
(「死神のいる街角 (ふしぎ文学館SPECIAL)」)


#007137
人を傷つけないための脚色はするが、自分を美化することはしない。
(「うつから帰って参りました (文春文庫)」)


#007138
どんなにたくさん、かっぱえびせんを食べても、カルビーの社長にはなれない。
(「うつから帰って参りました (文春文庫)」)


#007139
首を絞めていたのは秒針ではなく、自分だった。
(「うつから帰って参りました (文春文庫)」)