#001090
リクエストには応えてやる。それが紳士ってもんだ。
（「ダイロンの聖少女 クラッシャージョウ(10)」）
#001091
これも運命というものだ。俺はその運命を信じる。
（「北の豹、南の鷹」）
#001092
ぼくのことを嫌いな人はたくさんいると思う。ぼくは、きっと、この世界にむいていないんだろうと思うしね。
（「北の豹、南の鷹」）
#001093
ああ――私は生きている。生きているから、あなたの思い出をたどることもまた、出来る……。
（「北の豹、南の鷹」）
#001094
俺はなぜ、おのれのもっとも望んでもいなかったなりゆきにばかり、巻き込まれてしまうのだろう……。
（「北の豹、南の鷹」）
#001095
ここが俺の死に場所なら、それはそれでよい。
（「北の豹、南の鷹」）
#001096
おぬしはとかく俺を買い被りたがるようだ。俺はそんな大した人間ではない。
（「北の豹、南の鷹」）
#001097
そんなことばをおぬしの口からきくために、このようなことはせぬ。
（「北の豹、南の鷹」）
#001098
――やはり、生きているほうがいい。生きておらねば、このような不思議を味わうこともできなんだ。
（「北の豹、南の鷹」）
#001099
これだから、ひとを信じるということを知らぬ小人物は困ったものだ！
（「北の豹、南の鷹」）