辻占リスト #002970~#002979



#002970
私も好きだよ。でもおしまい。
(「別冊 図書館戦争 II 図書館戦争シリーズ(6)」)


#002971
だが過去を惜しんでも仕方がない。自分は人生を選ぶ機会を得た――いや、与えられたのだ。
(「別冊 図書館戦争 II 図書館戦争シリーズ(6)」)


#002972
訣別なさったその方が息災であることを幸いに思えますか?
(「別冊 図書館戦争 II 図書館戦争シリーズ(6)」)


#002973
そういう男に会っちゃうと仕方がない部分はありますよね。
(「別冊 図書館戦争 II 図書館戦争シリーズ(6)」)


#002974
自分の恋愛はいつも下手だったが、他人の恋の観察は簡単だ。そしてそれは横から見ていて羨ましくなる。――あの気持ちが自分に向いたらどんな感じだろう。
(「別冊 図書館戦争 II 図書館戦争シリーズ(6)」)


#002975
お前と仲がいい奴はお前が有能だからお前を好きなんじゃないんだよ。お前がいい奴だから好きなんだよ。
(「別冊 図書館戦争 II 図書館戦争シリーズ(6)」)


#002976
この先の戦いこそが長い。いつまでも自分が最前線にいられるとは思わないことです。
(「別冊 図書館戦争 II 図書館戦争シリーズ(6)」)


#002977
なぜ人間は、どこまでも自己を規定し続け、それ以外のものや、それ以上のものになろうとしないのか。不思議です。
(「NOVA 5---書き下ろし日本SFコレクション (河出文庫)」)


#002978
でも、いまならわかる。
言わなかったことこそ、間違いでした。
(「NOVA 5---書き下ろし日本SFコレクション (河出文庫)」)


#002979
私が記録を書き記せば、それらは、ひとつにつながり合い、記録が残る限り永遠の存在として輝き続ける。
まるで、ひとつの巨大な生物のような姿で。
繰り返し繰り返し参照され続ければ、それは永遠性を獲得する。
(「NOVA 5---書き下ろし日本SFコレクション (河出文庫)」)