辻占リスト #003220~#003229



#003220
おまえがバアさんになったら、きっとあんなふうになると、おれは思うぞ。
(「精霊の守り人 (軽装版偕成社ポッシュ)」)


#003221
これが運命なら、めずらしく、わたしは運命ってやつに礼をいいたい。
(「精霊の守り人 (軽装版偕成社ポッシュ)」)


#003222
おれは、こうやって、自分でなにかをできるようになるほうがいい。立居ふるまい、すべてを人がいうように動くなんて、つまらない。
(「精霊の守り人 (軽装版偕成社ポッシュ)」)


#003223
だけど、八つあたりじゃ気分は晴らせないよ。あんたは、それほど馬鹿じゃないからね。そうやってれば、やってるほど、どんどん、むなしさがたまって、よけいにいらつくだけさ。――そこらで逃げるのをやめて、ふりかえってみな。むかむかのもとが、なんなのかをね。
(「精霊の守り人 (軽装版偕成社ポッシュ)」)


#003224
「……その年で、まだ新しいことを学びたいというのか。」
「おうさ。あたりまえだろうが。」
(「精霊の守り人 (軽装版偕成社ポッシュ)」)


#003225
あーあ、七十年も生きて、まだこの世は、わからねぇことだらけだ!天も地も、知らん顔で、ゆーったりと動きやがって!
(「精霊の守り人 (軽装版偕成社ポッシュ)」)


#003226
なぜ、と問うてもわからないなにかが、突然、自分をとりまく世界を変えてしまう。
その大きな手の中で、もがきながら必死に生きていくしかないのだ。だれしもが、自分らしい、もがき方で生きぬいていく。まったく後悔のない生き方など、きっと、ありはしないのだ。
(「精霊の守り人 (軽装版偕成社ポッシュ)」)


#003227
私が言おうとしたのは、ヒトは感動したことを「真実」と呼びたがる習性があるということよ。
(「アイの物語 (角川文庫)」)


#003228
あっ、「ヤラセだ」って言ってる奴がいるな。「タイミングがうますぎる」って。バカだなあ、あんな見事なタイミング、ヤラセでできるもんかよ。
(「アイの物語 (角川文庫)」)


#003229
この問題に最適解は存在しない。
(「アイの物語 (角川文庫)」)