辻占リスト #004590~#004599



#004590
「今日は訳の分からないことばかり起きているから、すでに、混乱してるんだ」ぐちゃぐちゃに掻き混ぜたジューサーに新しい果物を入れ、さらに掻き混ぜたところで、ぐちゃぐちゃの度合いは変わらない。そういうことじゃないかな、と説明をしてみた。
(「ゴールデンスランバー (新潮文庫)」)


#004591
ただ、俺にとって残っている武器は、人を信頼することくらいなんだ。
(「ゴールデンスランバー (新潮文庫)」)


#004592
恋人はね、別れたら基本的に友達には戻れないよ。
(「ゴールデンスランバー (新潮文庫)」)


#004593
一国の首相が殺されるような事件があっても、仕事はあるんだよ。つまらない仕事がわんさか。地球がなくなっても、会社ってあるんじゃない?
(「ゴールデンスランバー (新潮文庫)」)


#004594
人間の最大の武器は、習慣と信頼だ。
(「ゴールデンスランバー (新潮文庫)」)


#004595
何でそんなに偉そうなんだ。何も知らないくせに。敵が誰なのか今もって見当もつかなかったが、「負けたくないな」とは思った。
(「ゴールデンスランバー (新潮文庫)」)


#004596
偉い奴らの作った、大きな理不尽なものに襲われたら、まあ、唯一俺たちにできるのは、逃げることくらいだな。
(「ゴールデンスランバー (新潮文庫)」)


#004597
「税金を投入して、大々的に導入したあの、偉そうな仕組みって、たかがそんな精度なわけ?」
「税金を投入して、大々的に導入した、偉そうな仕組みってだいたいそんなものなんですよ」
(「ゴールデンスランバー (新潮文庫)」)


#004598
いいか、これがおまえたちの仕事だということは認める。仕事というのはそういうものだ。ただな、自分の仕事が他人の人生を台無しにするかもしれねえんだったら、覚悟はいるんだよ。
(「ゴールデンスランバー (新潮文庫)」)


#004599
結局、最後の最後まで味方でいるのは、親なんだろうなあ。俺もよっぽどのことがない限り、息子のことは信じてやろうと思ってんだよ。
(「ゴールデンスランバー (新潮文庫)」)