#006540
真実はこれだと指摘するには、どれほど多くの証拠を並べなければならないのだろう。
（「大尉の盟約〈上〉 (創元SF文庫)」）
#006541
敵が間違えているときには、口をはさむな。
（「大尉の盟約〈上〉 (創元SF文庫)」）
#006542
きみには、神がカナリヤに与えている自己保存の本能もないのか。いままでどうやって生き延びてきたんだ？
（「大尉の盟約〈上〉 (創元SF文庫)」）
#006543
それを思い出すのが救いになるのか心を傷めるのかはっきりしないが、とにかくそれが頭をよぎったのだ。
（「大尉の盟約〈上〉 (創元SF文庫)」）
#006544
しばらく前から、わたしたちにはもう、まともな選択なんかなくなったと思うわ。いまは一番ましなものを選ぶしかない。
（「大尉の盟約〈上〉 (創元SF文庫)」）
#006545
「問題が起こったんだ」
「なんだい、別のやつか。それとも今までのと同じ問題かい」
（「大尉の盟約〈上〉 (創元SF文庫)」）
#006546
ええそうよ。ほんとうのことだもの。
全部が全部ほんとうではないけれど。
（「大尉の盟約〈上〉 (創元SF文庫)」）
#006547
結局、自分の妻に自分を信頼させられない男は、さまざまな場面で厄介事に巻き込まれるんですよ。
（「大尉の盟約〈上〉 (創元SF文庫)」）
#006548
タイミングの問題。人生の最高の機会は、すべてタイミングに邪魔されるのだ。
（「大尉の盟約〈上〉 (創元SF文庫)」）
#006549
わたしのほうが大勢いた敵を忘れたとしても、彼らがわたしを忘れたことにはなりませんからね。
（「大尉の盟約〈上〉 (創元SF文庫)」）