辻占リスト #008000~#008009

#008000
ふるまいを変えたりはしなかった。自分がそうできると踏んだからこそ、親父が教えてくれたのだと思えば、大人として扱ってもらえたのが誇らしい。
(「あやかし草紙 三島屋変調百物語伍之続」)


#008001
思いやりのように見えるだけの思い上がりだという言葉は身にしみました。
(「あやかし草紙 三島屋変調百物語伍之続」)


#008002
好きなだけではない。読み物は人の心の滋養になり、人を癒し励ます効用を持っていると信じている。かつて己が書物に慰められた経験があるから、その思いが揺らいだことはない。
(「あやかし草紙 三島屋変調百物語伍之続」)


#008003
どれだけ目がよくたって、心の眼が曇ってちゃ役に立たんわ。
(「あやかし草紙 三島屋変調百物語伍之続」)


#008004
魚によっちゃ棲む水が違う。やたらまぜこぜにしちゃいけませんという教訓でございますね。
(「あやかし草紙 三島屋変調百物語伍之続」)


#008005
人は今を生きるしかなく、今ここのことしかわからない。学べるのは過去からの教訓ばかりだ。先のことを見通し得る千里眼なんて便利なものは、残念ながらこの世にはない。
(「あやかし草紙 三島屋変調百物語伍之続」)


#008006
「いいや、お前さんの顔には、もっともっと詳しく知りたいと書いてある」
言葉つきはやわらかいが、容赦のない決めつけである。
(「あやかし草紙 三島屋変調百物語伍之続」)


#008007
死ぬのが怖くなくなると、人はこんなに豊かになるのか。
(「あやかし草紙 三島屋変調百物語伍之続」)


#008008
懐かしい人びとに合わせる顔がない。故郷には居場所がなくなった。
(「あやかし草紙 三島屋変調百物語伍之続」)


#008009
しっかり、幸せになってくれている。
(「あやかし草紙 三島屋変調百物語伍之続」)