#009020
返済しろとか賠償しろとかはいわない。でもこのあとの四十三年間は自分のものよ。
#009021
あなたはいつになっても、公共の存在でなくなることはないでしょう。
#009022
わたしは、あの二人が心が張り裂けるほどの幸福のチャンスをそれまで無駄にしていたと思っていたけど──でもそれはわたしが決めることじゃないわ。少なくとも二人はいま幸せそうよ。
#009023
人々ってどんなひどいことでもとにかく信じたいことを信じるんだから、ちくしょう!
#009024
何いってるの、両親が子どもにいうべき仕事を代わってやってほしいってことでしょ?
#009025
若かろうとどうだろうと、愚かになる権利なんかわたしは認めないわ。
#009026
仕事を避けるための一番のごまかしはさらに仕事をすることなのだろうか。そのパラドックスをじっくり考えると、当然のことだが、それこそが仕事の避け方だという結論になった。
#009027
だけどどんな士官でも、部下に恵まれれば優秀そうに見えるものなんだ。
#009028
ぼくにはできる。過った謙虚さや高慢さなしで考えて、それが確実なのは断言できる。その仕事を軽く見ているわけではないが、自分を軽く見てもいないのだ。
#009029
時間はしばらくあるんだな、まだ。