#009040
中立の審判をする能力の限界に来ていると思うの。ごめんなさい。
#009041
なかでも最低なのは、複数の融和しがたく矛盾している計画を提示されたときだ。そういう状況に合わせられないのは、自分が一人っ子の親だからだろうかと思っている。
#009042
パパのものでもない、おじいちゃまのでもない、他の誰のでもないあなただけの才能よ。あなたは思う存分にやればいいのよ。それがどんなものになっても。
#009043
お願いだ、早く生まれてくれ。きみたちに会いたいんだ。まだ余裕があるうちに。
#009044
二歳児は特に、尊重すべき境界とか、閉まっているドアとか、自分には関わりのない予定表を持っている人がいるかもしれないことをよくわかっていない。なかには四十一歳でも同様の人間がいるんじゃないか。
#009045
変な感じだな。いままで五十歳なんか老人だと思っていたのに。
#009046
「どこまで詳しく知りたいですか」
「いや……そんなには。理解できるくらいで十分です」
#009047
ぼくは常づね、自分は自分で発明したと思っていましたよ、ご存じのように。もっともそれはぼくが若くて愚かだったからです。自己弁護をすると、いまはまえよりましになっています。
#009048
みんな逆に誤解してるんです。両親が子どもを作るわけではない──子どもたちが両親を作るんです。
#009049
ちょっと遅かったけど、わたしはベストを尽くしたわ。