#009290
でも知ってんの。なんでかって訊かないでね。あたしにも判らないんだから。
（「未来放浪ガルディーン外伝（１） 大出世。」）
#009291
意表をつかれないように、防御を固めたのである。
下らないギャグは、直撃を喰らうと、命取りになりかねないからだ。
（「未来放浪ガルディーン外伝（１） 大出世。」）
#009292
問題は、世界の方にある。
（「未来放浪ガルディーン外伝（１） 大出世。」）
#009293
「こいつは、たしかに重大な問題だ」
「そうですか？」
「うん。少なくとも、人生と同じくらいには重大だな」
（「未来放浪ガルディーン外伝（１） 大出世。」）
#009294
自分自身の知識欲が満たされるなら、もう一度、いや何度でも、この世界を滅ぼしたって構わないという、信念の人だからだ。
実に、はた迷惑な信念と言えよう。
（「未来放浪ガルディーン外伝（２） 大ハード。」）
#009295
謹んで、冥福を祈りたい。
まだ死んでないけど。
（「未来放浪ガルディーン外伝（２） 大ハード。」）
#009296
このようにして、宴会の夜は（いつものことながら）、どんどんわけがわからなくなって行くのであった。
（「未来放浪ガルディーン外伝（２） 大ハード。」）
#009297
また、よく集めましたね。──どこで集めて来るんでしょうな。あんなろくでなしばかり。どこかに、ろくでなしの国があるんですかね？
（「未来放浪ガルディーン外伝（２） 大ハード。」）
#009298
いざとなれば、血路を切り開くのみ。
もちろん、いざとならなくても、切り開くのだ。
（「未来放浪ガルディーン外伝（２） 大ハード。」）
#009299
熱心に道理を説いた。
馬に確定申告の仕組みを説明するようなものだった。
（「未来放浪ガルディーン外伝（２） 大ハード。」）