辻占リスト #007490~#007499

#007490
俺は、希望を捨てない。少なくとも、事態を明確に把握せずに、希望を捨てるようなことはしない。
(「消えた少年 (ハヤカワ文庫JA)」)


#007491
もちろん、統計の数字には、ほとんど意味がない。新たな現実の前で、数字が訂正されるだけだ。だが、どうしてもピンと来ない……。
(「消えた少年 (ハヤカワ文庫JA)」)


#007492
お前なぁ、後ろ暗い生き方を選ぶから、こういう時にコソコソ警察の顔を避けて歩くハメになるんだぞ。俺を見ろ。まっとうな生き方をしてるから、警察なんか、全然恐くない。
(「消えた少年 (ハヤカワ文庫JA)」)


#007493
「君たちの気持ちはよくわかる。敵か味方か、と聞かれれば、まったく躊躇せずに、俺は君たちの味方だよ。ただな、敵味方とか、善悪とか、そんな単純な区分は、実際には無意味なものなのさ」
「大人ってのは、本当に口がウマイですね」
(「消えた少年 (ハヤカワ文庫JA)」)


#007494
子供たちの心に踏み込もうとする熱意を持った毅然とした教師ほど邪魔臭いものはないだろう、と俺は思う。だが、そんなことを改めて口にしても始まらないだろう。
(「消えた少年 (ハヤカワ文庫JA)」)


#007495
まだ諦めるのは早い。いや、諦めた方がいいのかもしれない、期待がなければ失望もないから、だから諦めた方がいい。でも、その上で、希望を持つんだ。絶望するのは早い。
(「消えた少年 (ハヤカワ文庫JA)」)


#007496
爆発しそうな希望が俺の体を満たした。
しかし、俺はそれを必死になって押さえつけた。希望が大きければ、失望も大きい。
(「消えた少年 (ハヤカワ文庫JA)」)


#007497
外見で人を判断しちゃいかん。俺は、外見で人を判断するけどな。
(「消えた少年 (ハヤカワ文庫JA)」)


#007498
うるせぇな。誰でも、自分の傷を自分で縫い合わせて生きて行かなくちゃならねぇんだよ。ガタガタ抜かすな。
(「消えた少年 (ハヤカワ文庫JA)」)


#007499
男は、二十五を過ぎると、晩年だ。
なんちゃって、ケケケケ!
(「向う端にすわった男 (ハヤカワ文庫JA)」)