辻占 #000220

#000220
どれほどの歳月の深みの中にその記憶が埋もれようと、あの光景、あの声だけは、わたしの記憶から消え去るとは思えない。
真に忘れ難い記憶というのはそういうものであろう。
(「キマイラ昇月変」)