辻占 #003879

#003879
真実の中にわずかだけ嘘が混じっているというのはいけません。そこだけが浮かびあがって破綻を招くきっかけになるのです。百パーセントの嘘というのは、それが嘘であることをなかなか証明できないものなのです。
(「犯人のいない殺人の夜 (光文社文庫)」)