辻占 #004015

#004015
悲しければ泣くのもいい。亡くなった人を、ずっと想うのもいい。だが、いまは、まだおまえに泣いて欲しくない。そもそも、おまえが私のために泣く必要なんて、これっぽっちもないんだ。
(「華竜の宮(上) (ハヤカワ文庫JA)」)