辻占 #005116

#005116
ひたひたと滲みてくる水のようなもので、枯れかけていた草が水を吸いあげてしまうように、いつしか互いが互いに滲みこんでしまっていたのだ。
(「獣の奏者 外伝 刹那 (講談社文庫)」)