辻占 #010267

#010267
ひとつの信念を持っていた。この人生と世界は醜いかもしれない。だが、ミクロとマクロの極限では、すべては調和がとれた完全無欠なものであり、日常世界は完全無欠なその海に浮かぶただの泡沫にすぎない、と。
(「三体III 死神永生 上」)