#010020
寂しくなったら、いくらでも泣いていい。おまえはまだ小さくて、誰かに助けてもらって当然なのだからね。
#010021
雪が舞い、雪が融けるたびに、春が少しずつ近づいてくる。寒さと共に、悲しみも寂しさも遠ざかる。
忘れたくなくても忘れてしまう。
それが人だ。
#010022
海の厳しさにさらされておると、言葉も自然と荒れるのだ。ここでは都のような優雅さは育たぬ。
#010023
「まるで心配しているようね」
「心配しています」
#010024
一つも役に立ちませんでしたが、だからといって〝事前の計画は無駄〟と考えるのは、あの事件から得る教訓としてまちがっています。
#010025
すでに検討中のようです。頭のいい人間たちがいると仕事が楽です。
#010026
フィクションのミステリーは好きだけど、自分の生活に謎はいらない。
#010027
自信過剰でまわりの意見をいれない人間ほど怖いものはありません。
#010028
人間は栄養補給や睡眠などが不足すると意思決定能力が下がるものです。
#010029
大きな噓をつくのなら、ほかの小さな噓は最小限にすべきです。