辻占 #010021

#010021
雪が舞い、雪が融けるたびに、春が少しずつ近づいてくる。寒さと共に、悲しみも寂しさも遠ざかる。
忘れたくなくても忘れてしまう。
それが人だ。
(「播磨国妖綺譚」)

播磨国妖綺譚画像
播磨国妖綺譚
(ISBN: 9784163914350)
¥1,870
在庫あり
文藝春秋
上田 早夕里