辻占リスト #010180~#010189



#010180
規定には、それなりの理由があったはずだ。なぜ、そう定めたのかがわからない以上、改変は危険だ、と。
(「香君 上 西から来た少女」)


#010181
──ここでは、草木や空、石や土、虫や鳥、獣たちが、我らの神であり、我らの師だ。彼らと我らには敬意はあっても隔たりはなく、ここで暮らす我々の間にも、敬意はあっても隔たりはない。
(「香君 上 西から来た少女」)


#010182
私は自分の孤独にとらわれて、人の孤独に気づいていなかった。
(「香君 上 西から来た少女」)


#010183
──悔い改めた者に鞭はいらぬ。
(「香君 上 西から来た少女」)


#010184
勉強しまくって強くなるしかないんです。山ほど富士ほどした勉強を血肉にしてムキムキになって、いつか上司をぶっとばす。
(「フラジャイル(22)」)


#010185
物事を進めるには強引なパワーが必要だ。
(「フラジャイル(22)」)


#010186
まあ、それも良い方法ではあるわね。知る者が多ければ漏れる危険も多くなる。
(「香君 下 遥かな道」)


#010187
だが、心情的につらいか、つらくないかということと、為すべきことは別なんだ。
(「香君 下 遥かな道」)


#010188
──この先にも、なにか幸せがあると思えなければ、苦しみを越えて行かれない。自分がしていることに意味がある、人を幸せにできると思えることが、私にとっては、救いなの。
(「香君 下 遥かな道」)


#010189
何かあるのだとしても、それが何であるかわかってから対処すれば良いことだ。
(「香君 下 遥かな道」)