#011250
むしろ彼のほうがずっと楽だろう。彼は死ねばそれですむが、彼女は生きなければならない。生きつづけなければならない――
(「レンズの子供たち (創元SF文庫 ス 1-4 レンズマン・シリーズ 4) 」)
#011251
宇宙でもっとも有能な心も、自分自身を間違いなく評価することはできないのだ。
(「ファースト・レンズマン (創元SF文庫 ス 1-5 レンズマン・シリーズ 5) 」)
#011252
ついにやってのけたという興奮には、いつもながら最高の鎮痛効果があった。
(「ファースト・レンズマン (創元SF文庫 ス 1-5 レンズマン・シリーズ 5) 」)
#011253
自分が最前線に出て全軍を指揮したくてたまらなかったのだが、そういうわけにはいかない。いまの彼は総司令官なのだ――なんたる不運!
(「ファースト・レンズマン (創元SF文庫 ス 1-5 レンズマン・シリーズ 5) 」)
#011254
全員がきみを好いているとまでは言わないが、きみを尊敬していないものはひとりもおるまい。
(「ファースト・レンズマン (創元SF文庫 ス 1-5 レンズマン・シリーズ 5) 」)
#011255
歯を鍛える唯一の方法はそれを使って噛むことだ。きみもわたしもそうだった。
(「ファースト・レンズマン (創元SF文庫 ス 1-5 レンズマン・シリーズ 5) 」)
#011256
あなたの言ったとおりね。部長なんかになるもんじゃないわ。
(「ファースト・レンズマン (創元SF文庫 ス 1-5 レンズマン・シリーズ 5) 」)
#011257
そして最終的なところ、なんでも自分で考える習慣を持つ人間というのはつねに意外なほど少数派なのである。
(「ファースト・レンズマン (創元SF文庫 ス 1-5 レンズマン・シリーズ 5) 」)
#011258
誰もがきみのためなら地獄へでも突撃するだろう――
(「三惑星連合 (創元SF文庫 ス 1-6 レンズマン・シリーズ 6) 」)
#011259
頭のいいきみのことだから、もう事情の察しはついているだろう。わたしにならなんでも話して大丈夫だということはわかっているね?
(「三惑星連合 (創元SF文庫 ス 1-6 レンズマン・シリーズ 6) 」)