#001150
手前の経験によれば、望ましいものとは極端に走りがちなもの。
（「タフの方舟1 禍つ星」）
#001151
ここはあたしの生まれた世界なんだ。ろくでなしであっても、愛しい同胞が住んでる。
（「タフの方舟1 禍つ星」）
#001152
愚かさをどこかへ置いてくるのはいいことだよ。
（「タフの方舟 2天の果実」）
#001153
――人間ってやつは、どうしてこうも度しがたい阿呆なんだろうね？
（「タフの方舟 2天の果実」）
#001154
どの惑星を訪ねても、ヒーローは絶滅危惧種のようで。
（「タフの方舟 2天の果実」）
#001155
思考を停止することによって、あなたはひとつの選択をしているのです。
（「タフの方舟 2天の果実」）
#001156
「非難されるのが楽しいのか？」
「的外れな非難はね。的確な非難は頭にくるわ」
#001157
ぼくはといえば、どうやって人を愛せばいいのかなど知らない。
#001158
「おどかさないでください。時間がないなどとおっしゃって」
「なぜおどかされたと思うのだね。キリスト教徒は、何千年紀にもわたって、世界の終末を待ち受けてきたのではないか？」
「ですが、それはいつまで待っても来ないものなのです」
「いまのところは、それでけっこうだ」
#001159
神がそれほど子どもたちを愛していて、なんでも望みどおりにできるというのなら、飢えている子どもたちの口に、もっと食べ物がはいらなかったのは、どういうわけなのか？