#002680
ずいぶん長くかかった。星に願いをかけても、いつも願いがかなうとはかぎらないってことがわかるまでに。
(「ワイオミング生まれの宇宙飛行士 宇宙開発SF傑作選 (SFマガジン創刊50周年記念アンソロジー)」)
#002681
だれでも、ほんとうに若くいられるのは、いちどだけだ。
(「スティーヴ・フィーヴァー ポストヒューマンSF傑作選 (SFマガジン創刊50周年記念アンソロジー)」)
#002682
どんな変化にも幅ひろい可能性がある――建設的な明るい面だけではないということだ。
(「スティーヴ・フィーヴァー ポストヒューマンSF傑作選 (SFマガジン創刊50周年記念アンソロジー)」)
#002683
いまもそうだ!ふしぎだろう?生涯変わらないものもあるんだな。
(「スティーヴ・フィーヴァー ポストヒューマンSF傑作選 (SFマガジン創刊50周年記念アンソロジー)」)
#002684
無知な者どもにとっては、創世の神は誰でもいいのだ。太陽を司る光の神であろうと、闇の魔神であろうと、繁栄が約束されるならば同じことではないか。
#002685
人が同じ人を犠牲にしてはばからぬ世界は、すでにして魔神の領土なのだ。
#002686
おまえの狭き心の荒地にそれほどの高望みを植え付け、根を張らせ、枝を茂らせたものは何だ?
#002687
猛る心に身体が追いつかぬ。それが老齢の悲しみだ。
#002688
人間は幸せ以上のものを求める生き物だ。
(「ぼくの、マシン ゼロ年代日本SFベスト集成<S> (創元SF文庫)」)
#002689
ぜったい慣れることないんだな。この生きごこち、だれにもわかんないだろうね。
(「ぼくの、マシン ゼロ年代日本SFベスト集成<S> (創元SF文庫)」)