#007970
あなたを信用しているわけではないのよ。けれど、あなたが必要なの。
#007971
「酔われたのなら、それはワインのせいでしょう」
「どんなワインも、あなたの美しさにくらべれば、半分も人を酔わす力はありません」
#007972
すべての人間が食物のために土を掘り起こしてばかりいたら、だれが天を見あげて、星々のことを考えるのです？
#007973
“もしも”は愚か者の使うことばにほかならん。
#007974
ただ口でいうだけでは、だれも真実を隠すことなどできん。
#007975
ことを荒だてたくはなかったが、はるばるここまで口をつぐんでいるためにやってきたのではない。
#007976
おれは生きたい。それはここにとどまって腐れていくということじゃない。
#007977
頬を赤らめて護ってもらうだけの乙女に用はない。
#007978
不信の塊になれば、つねに胃がむかつくだろうし、夜中にはっと目覚めたりもする。それはほんとうだ。しかし、けっして目覚めることのない長い眠りにつくよりはよほどいい。
#007979
それらしい中傷の中には、真実のスパイスがまぎれこんでいるものさ。