辻占リスト #009630~#009639



#009630
社会の底辺――
必要不可欠、無くなると
根本から崩れるという意味では
的を射た評価なのだなと。
社会を底辺で支える者なのだと
自己評価を改めてる。
(「ニーチェ先生~コンビニに、さとり世代の新人が舞い降りた~ 15」)


#009631
音楽は必要不可欠だと思うものだっているんだよ!
(「星間集団意識体の婚活」)


#009632
「そもそも、おれがここへやってきたのは、別の話をするためであったのだ」
「ほう」
「やってきたら、おまえがいつものように酒の用意をするものだから、おれもついうっかりいつものように飲みはじめてしまったのだが、実はおまえに話があったのだ」
(「陰陽師 水龍ノ巻」)


#009633
「人の世というものは、よいことばかりでできあがっているわけではないが……」
「そうだな」
「しかし、このようなひとときもあるということで、人は、なんとかこの世で生きてゆくということができるのだなあ」
(「陰陽師 水龍ノ巻」)


#009634
いいじゃないか。
しかも、どっちつかずという、自分の心に対して噓をついているわけでもない。
(「陰陽師 水龍ノ巻」)


#009635
「うまい下手ではないのだ。おれが心を込めて作ったものに、おまえが余計なことを口にすると、おれは、たぶん……」
「たぶん?」
「傷つく」
「だいじょうぶさ」
(「陰陽師 水龍ノ巻」)


#009636
歌を読むというのは、歌をうたうというのは、生きていることのあかしではありませんか。生きていることが、そのまま歌なのですよ。
(「陰陽師 水龍ノ巻」)


#009637
おれは、下手でもいい。おれの歌をうたうよ。
(「陰陽師 水龍ノ巻」)


#009638
おれもな、おまえとこうして酒を飲む、このためにこの世に生まれてきたのではないかと、そう思うことがある。
(「陰陽師 水龍ノ巻」)


#009639
昔からそりが合わぬのじゃ。
話も合わぬし、腹の底で何を考えているのかわからぬ。どうにも好かぬ。好かぬというよりは、嫌いじゃ。
もっとも、向こうだって、こちらのことを同様に思うているであろうがな。
(「陰陽師 水龍ノ巻」)