辻占 #010806

#010806
たくさんの虚構の物語の向こうに、ほんものらしいものの映像がぼんやりと見えて、そのほんものらしいものをなんとはなしに実在するかのように信じて暮らしてきた。それだけのことでいいんじゃないのか。
(「祖父の物語」)